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2019/08/26

職員研修~道徳の授業における成果と課題

| by 校長
 先週の23日(金)午後、今年から教科となった「道徳」についての研修を行いました。夏季休業を利用して全教師が「道徳の授業への取り組みと、その成果と課題」をテーマにレポートを作成して交流し、代表教師3名が取り組みを発表しました。3年前から指導を受けている有正省三先生(元兵庫県人権教育研究協議会長)に指導助言をしていただき、「これからの人権教育、道徳教育の推進」という題で講演をしていただきました。
 道徳が教科になり、毎週水曜日教科書を使って授業を行ってきました。毎週学年会議で教材の指導案を検討して授業の準備をしています。限られた50分の授業で内容理解に時間をかけ過ぎず、教材のねらいにせまる中心発問を考えて提示し、話し合いをさせたり子ども達の意見を引き出そうと工夫して取り組んでいます。しかし、考えを十分深められなかったり、振り返りを行う時間が足りないなど課題もあります。有正先生の講演では「道徳は子どもの思いや考えを引き出すもので、教えるものではない」そのためには、教材のねらいを子ども達が考えられるように、教師が「展望を持ちながら教材を深く読みとる授業研究をすることが必要」と話されていました。1学期の反省や研修の成果が活かせるよう、2学期の道徳の授業に取り組んでいきたいと思っています。
 
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