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2015/03/17

「体と心」

| by 校長
 玄関前の花壇には、パンジーの花が色鮮やかに青空に向かっています。その隣では、チューリップの球根から土を破って芽がのぞいています。日差しは日に日に春めいて、今日の最高気温は20℃近くになるそうです。本校のソーラーシステムは久しぶりに3.2kwという高い発電量を示しています。
 今日は、1年生の球技大会です。3年生、2年生は終了し、1年生が最後になりました。どの学年も天候に恵まれ、計画通りの種目が実施できました。1年生、男子はドッチボール、女子はキックベースボールです。どの子も笑顔、歓声、キラキラ輝いて見えます。本当に楽しそうです。暖かい春の日差し、青空の下で体を目一杯動かしてみる、無心になれる、すがすがしさを感じます。春という響きに私たちの心ときめくのは、私たち人間も自然の一部であり、久遠の流れの中でDNAとして受け継がれてきた日本人としての感性がそうさせているのかもしれません。
 無心になって体を動かす。幼い頃は誰しもそんな経験が多くありましたが、成長するにつれ体よりも心を遣うことの方が多くなってきたようです。私たちは自分の思いが常に先にあり、体が行動することはその次のようなとらえ方をしています。心が主で、体が従の関係です。心に振り回されている現実があります。心が楽しくないと言えば、楽しむことを探し、心が悲しめば、その原因を恨むように、心のことだけを心配し、ますます心に執着し、拘束されています。しかし、眠り惚けているときでさえ、体は血を流し続け、息をし続けています、私を生かし続けてくれています、心は休んでいてもです。心を体は別々のものでなく、分けることのできない一つの”いのち”なのだということです。
 
 「心が、病んでいるときは、体を使え」 ユダヤの格言
 「心身一如」 仏教




  1年生 球技大会  
   男子優勝 3組
   女子優勝 3組

12:34