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2018/11/28

上方落語鑑賞会

| by 校長
 本日午後、道徳の授業の体験活動として、全校生対象に体育館で「上方落語鑑賞会」を行いました。学習内容は「伝統と文化の尊重」で、教科書では2年生は「洋子の播州歌舞伎ー伝統の若き継承者ー」1・3年生は「運命の木~姫路城の大柱~」を学習しました。今日は、教科書ではなく、落語家の桂三弥(さんや)さんと桂三実(さんみ)さんに来ていただいて、昔から親しまれてきた日本の伝統芸能である「落語」の紹介や、代表生徒が高座に上がって小咄や仕草を披露するワークショップ、そして実際にお二人に古典落語を披露していただきました。
 落語の紹介では、面白い数々の小咄やせんす・手ぬぐいの使い方、うどんなどの食べ方を見せてくださり、生徒たちは笑いの世界に引き込まれていきました。ワークショップでは、3年生男女2人がお二人と掛け合いをしながら小咄(ねずみが大きい、小さいと言い合っていると当のねずみが「チュー(中)」と鳴いたなど)やうどんの食べ方に挑戦したりして、みんなも大笑いで、健闘を讃える拍手を送りました。古典落語は、三実さんが「まんじゅうこわい」三弥さんが「てんしき」を披露され、ユーモアある話に熱心に聞き入り、笑い、「落ち」も考えました。最後に生徒会代表がお礼の挨拶をして、お二人に花束を贈りました。
 今日の鑑賞会では、中学生という年齢層を意識して分かりやすく楽しく教えていただきました。一人で声の調子を変えて多くの役を演じたり、せんすと手ぬぐいだけで色々な物を表現する話芸、伝統芸能である上方落語の魅力を親しく感じることができ、学べて良かったと思います。お二人は「落語に興味を持った人は、ぜひ本物の落語聞きに来てください」とおっしゃっていました。
 シートを引いて椅子を並べ、高座用の畳を運んだり、卓球台を設置するなど会場準備・後片付けを頑張ってくれた人たち、ご苦労様でした。ありがとう。
 
 
 
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