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2019/01/25

「赤ちゃん先生」を終えて

| by 校長
 16日(火)に2年生が体験した「赤ちゃん先生」を終えて、生徒や赤ちゃんのお母さんたち、インストラクターの方のそれぞれの感想や講評を、一部ですが紹介します。長くなりますが、「赤ちゃん先生」での生徒たちの様子や思いが伝わってきますので読んでみてください。
<生徒の感想から>
赤ちゃん先生と関わったり、育児についての話を聞いたりして、親への感謝の気持ちや、自分の成長を感じました。夜中、3時間おきにおなかがすいて起きる赤ちゃん。赤ちゃんにミルクをあげる時間も、30分ぐらいかかると聞きました。とても寝不足になりながらも、1日も休むことなく、育児を続けているのだなあと思いました。赤ちゃんの体温や体調には、常に気を配り、丁寧に育てられているなあと感じました。私も苦労して育ててくれたのだなあと親に感謝です。私もこんなに小さかったんだと懐かしく感じました。赤ちゃんは、とても愛らしく、一つ一つの行動や表情に取りつかれました。
今日、赤ちゃん先生を通じて、自分たちは今、中学2年生だけど、自分たちにも赤ちゃんの頃があったんだと思うと、何だか不思議な気持ちになりました。また、赤ちゃんたちが、何十年後かには社会に出て、働いていると思い、人間ってすごいなと思いました。未来になって大人になる赤ちゃん達のためにも、自分達が平和な世界や、安心して暮らせる世の中を作っていくことが必要だと思いました。
<お母さんの講評>
・どの生徒さんも子供を見る目がとても優しく、私まで優しい気持ちになりました。
・絵本読みでグループ3周くらいまわったのですが、最初は照れがあった男子生徒さんの声色、表情の変化が本当に大きくて驚きました。改めて、赤ちゃんの力の偉大さ、そして生徒さんたちの対応力にすごいなと感じました。
・とても優しく接してくれたことがとても嬉しく、生徒さんみんなの優しさが伝わってくる開催でした。
・0歳の何をいっているかわからずに泣いている赤ちゃんも大変だけど、意志がはっきりしてきて自分のやりたいことを所かまわず泣き叫びものを投げて訴える2歳児の大変さも思う存分見てもらえたと思います。これから同じような子どもをみたとき、今回の開催を思い出してくれると嬉しいなと思います。
・泣いている時に、なぜ泣いているのか、どうしたら泣き止むかなど考えてもらいました。赤ちゃんは思い通りにはいかないけど、とてもかわいい存在だということを知ってもらえたように感じました。
・遊んでいた折紙が壊れ泣いていた我が子でしたが、生徒さんが同じものを作り直してくれると途端に泣き止みました。目の前のことを通過することばかり考えてしまって、生徒さんのように赤ちゃん先生の考えていることに目を向ければ、すぐ泣き止むことなのに忘れてしまっていたなぁ、と思い出させてもらいました。
<インストラクター講評>
・赤ちゃん先生が泣いていてもニコニコでも、生徒さんたちが見守る表情はやはり優しくて、ずっと赤ちゃん先生の動きを目で追っている様子が微笑ましかったです。
・全体的にとても落ち着いた雰囲気での開催でした。また赤ちゃんそれぞれの年齢で、人見知りで泣く子やご機嫌で自ら関わりにいく子、イヤイヤ期でご機嫌ななめな子など、ありのままを見てもらえたのではないかと思います。
・どのグループも、一人の生徒さんが接している姿を見る他の生徒さんの表情もとても柔らかく優しかったです。普段からの生徒さん同士の優しい雰囲気や関係を垣間見ることができたように思い嬉しかったです。
・生徒さんも先生方もとても温かく優しく接していただきました。また私たち母親も開催の中でたくさんの学びをいただくことができました。ありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。
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