(C) Copyright Meiho Junior High School All rights reserved.
 

日誌

2019年度日誌 >> 記事詳細

2019/05/15

道徳の授業

| by 校長
 4月の学校通信でお知らせしましたが、今年度から道徳が「特別の教科 道徳」となって水曜日の1校時に授業が行われています。これまでも道徳の授業を行ってきましたが、教科になると教科書が配布され、評価があります。評価は、学年の最後に、記述式で生徒がどのように授業に参加し、成長してきたかを認め、励ますものになります。
 今日の道徳の授業を紹介します。1年生は「選手に選ばれて」。体育祭のリレー選手にクラスの選挙で選ばれたA君が「ぼくの気持ちを無視して勝手に決められた」と主張し、「選ばれた以上クラスの代表として出場する義務がある」と主張するみんなと議論になり、個人(権利)とクラス全体(義務)のどちらが大事かを考える教材です。
 
 2年生は「本当の私」。アメリカの陸上選手エイミーが金メダルをとるためにドーピングをして獲得するが、後で自分の映像を見て「こんなの本当の自分じゃない」と自らドーピングを告白してメダルを返還したという話から、「自分にとって本当に大切なもの」「人間の強さ」について考える教材です。
 
 3年生は「スマホに夢中」。スマホを買ってもらって友達4人でのやりとりに夢中になってしまっている女子が、友達との待ち合わせに急いでいて「歩きスマホ」で階段を転落してしまう事故にあったことを通して「スマホの使い方」について考え、自分の生活を見直してみる教材です。
 
 各学年の授業を見て回りましたが、先生の発問に自分で考えて意見を発表したり、4人グループで意見を出し合って発表し交流したり、3年生ではコの字型になって互いの顔を見ながら話し合ったり意見を出し合っているクラスもありました。自分で考えて自分の意見をもち仲間に伝える、また仲間の様々な意見を聞いて自分の考えを深める。「どうすればいいのか」「自分はどうするのか」考え、議論する授業を目指して
毎週、道徳の授業が行われています。大切なことは、学んだことが日々の生活の中でどう活かされていくかだと思っています。 
17:29