2024年3月の記事一覧
新年度に向けて
学校に戻ってくると、美術の先生が玄関で作業をしていました。「新学期、玄関を明るい雰囲気にして子どもを迎えたいので、子どものたちの作品を掲示しています。」
「銅板レリーフ」以前授業を見に行った時、子どもたちが一生懸命磨いていた作品です。
こちらは「自然物からの構成」のデザイン画です。 一気に明るい雰囲気の玄関になりました。
今年度は昨日が仕事納め。明後日から新年度が始まります。
子どもたちの登校は4月8日から。その日を迎える準備を進めていきます。
令和5年度も大変お世話になりました。
来年度、令和6年度もよろしくお願いします。
さくら祭り
今日は、清和台、けやき坂、両コミュニティ主催の「さくら祭り」が開催されています。
素晴らしいお天気の下、子どもたちの歓声が響いていました。
さくらの開花がまだだったのが「さくら祭り」としては残念ですが、会場に集う地域住民の皆さんにとっては、
そんなことは関係なく、温かい春の日差しの中、集い、共に楽しい時を過ごすことができることに意味があるのだと思います。 子どもたちのうれしそうな表情、それを見守る地域住民の方々・・・素敵なお祭りに参加させていただきました。
訪問演奏(吹奏楽部)
今年度も吹奏楽部の4名の子どもたちが、エンゼルキッズ清和台を訪問し、演奏を披露しました。
今年はエンゼルキッズ清和台の卒園児も参加。中学生の演奏をとても喜んでくれました。
曲目は「おもちゃのチャチャチャ」「きらきら星」「どんな色が好き」「ありがとうの花」
大きな声で一緒に歌いながら、とても素敵な笑顔!! 演奏している生徒たちも嬉しい気持ちになったようです。
園児はあまり見たことがない楽器に興味津々な様子。
演奏が終わった後、取り囲まれている生徒たちです。
園児たちから手作りの首飾りをプレゼントしてもらいました。
間近で聴く迫力ある音色。
印象的な体験として園児たちの心に残ってくれたらと思います。
また、演奏を披露した生徒にとっても、「聴いてくれる相手のために演奏する・・」素敵な体験になったと思います。お疲れ様でした。
修了式
3月25日、令和5年度修了式を実施しました。
これまで3学年が集まっていた体育館は、3年生が卒業した今、1年生と2年生だけとなり、とても
広く感じます。
2週間後、それぞれ1つずつ学年があがり、元気に登校してくれるのを楽しみにしています。
令和5年度 第6回学校運営協議会
3月22日、今年度最後の学校運営協議会を開催しました。
今回は「先日卒業した子どもたちの卒業前の様子の報告」「市教育委員会の保護者、生徒対象生活アンケート(市内全体と本校の結果比較)の結果について」「来年度からの本校学校運営の変更点について」「小部会活動報告」を議題としました。
今年度は小部会の活動も徐々に活発になり、具体的な活動としては「放課後の図書室開放」「地域資源回収」「モルック大会(雨で延期となりましたが・・)」等を実施することができたこと・・・そしてそれらの取組は単発の取組ではなく、今後も継続する取り組みとして考えていくことができたと感じています。そして何より生徒と委員、教職員とで学校の課題や「こうなりたい」等の協議をしながら前に進めたこと・・・立ち上げ2年目。とても実のある活動になってきたことを感じています。来年度も子どもたちの支援のため、取り組みを進めます。
語る会
年度末の取組として、どの学年も実施している「語る会」
毎年、生徒全員が年度の終わりに1年間の自分を振り返り、各クラスで一人ひとり語ります。
クラスの代表となった生徒は、体育館で学年全生徒の前で語ります。
昨年度ここ同じ場所でクラス代表生徒の語りを聞いてからもう1年たつのか・・・と思いました。
でも「あっという間」と感じても、子どもたちの成長を見れば、確かに1年たったのだと実感します。
第49回卒業証書授与式
3年前、私がここ清和台中学校に着任した年に入学してきた子どもたちが、今日卒業しました。
子どもたちが入学してきた3年前は、まさに世の中はコロナ禍であり、何をするにも感染状況に振り回される毎日でした。授業や行事、そして部活動・・・中学校生活の中で、本来なら、色々なことに思い切り打ち込み、成果を出すべきこの時期に流行した新型コロナウイルス感染症。この見えない敵のために、がまんしなくてはならなかったこと、たくさんあったのではないかと思います。
新しい学校に入学して、これから新しいことにチャレンジしたいと思いながらも、十分な活動ができないと感じたかもしれません。
令和元年度末・・・卒業生が小学校の5年生の終わり頃、この感染症の脅威が、兵庫県でもいよいよ自分事としてとらえられ始め、強い対策が取られました。全世界が見えない敵におびえ、前例のないことに立ち向かっていかなければなりませんでした。
「どうしたら克服できるのか」「どうしたら防げるのか」・・・当時何の根拠もないまま、様々なことを停止し、感染者が減少すれば「元の生活に戻れる」と喜び、再び増えると落胆し・・・そして感染がなかなかおさまらないと、自分と反対の意見の人を責める・・・そんな人間としての弱いところが、多くの大人に見られたように思います。
でも当時、私が子どもたちにわかってほしかったのは、ネット等で様々な情報が飛び交い、不安になることもあるかもしれないけれど、子どもたちの周りには、その取り組みが「うまくいく、いかない」はあったとしても、それぞれの持ち場の中で、目の前の敵と戦おうとしていた人たちがほとんどであったこと。
そして多くの人が、これから社会に羽ばたいていく、未来ある子どもたちのために、「この状況をどうにかしないと・・・」と一生懸命考え、取り組んでいたということです。
本校においても、迷い、悩むことの多い中、何をしても賛否両論がある中、それでも中学校生活のあらゆる場面で、子どもたちの様子をみながら、「この条件の中でできることは何か」常に探していた教職員の姿がありました。
そしてその気持ちに応えようと、思いは色々あったとは思いますが、私たち教職員の話を理解しようとし、与えられた条件の中で精一杯楽しみ、学び、活動しようとしてくれた子どもたちの姿に、私たち教職員は当時、どれだけ支えられたか。
時が流れ、感染状況、そして世の中のとらえ方も一定のおさまりをみせ、感染状況に注意しながらではありますが、できることが増え、学校の行事も徐々に再開されていきました。全学年そろっての体育大会や学習発表会の合唱、2泊3日の修学旅行・・・以前は当たり前として行っていたことが、こんなにもありがたいことだったのだと、子どもたちの一生けんめいに取り組む姿、そして何より笑顔を見て、改めて思い知らされました。
3年間、私たち教職員に、多くの思い出と、力をくれた子どもたちに・・・・。
ありがとう。そして、 卒業おめでとう。
卒業式準備
今日午後からは、在校生による明日の卒業式準備です。
式場となる体育館はもちろんのこと、1、2年生全員で、敷地内の清掃、整美を行い、明日の式典に備えます。
子どもたちが帰った後は教職員で最後の仕上げ。そして舞台転換の練習をしました。正確に、素早く・・・学年主任の先生の掛け声で何度も練習。明日の式を素敵な式に・・・教職員一同気持ちを一つに取り組んでいます。
ここを明日、卒業生が通ります。
学びあい
今日は3年生が公立高校入試のため、学校に登校していた生徒も2校時までで下校。今は1、2年生だけが授業をしています。1つの学年がいないと、やはり少し寂しい気がします。
1年生数学。1年生の内容が終わり、今日は復習プリントに班で取り組んでいます。
各班、問題が解けた生徒が、まだ解けていない生徒に解説しています。「ここがこうなるから、こういう答えになる」「こうやって解けばいいと思う」・・・教える生徒も人に解説することで、本当に自分が理解できているかの確認になります。教えられる方も教える方もどちらも学びにつながります。
隣のクラスからどこかできいたことのある音楽が流れてきました。家庭科です。
「サザエさん」の挿入歌にのって、子どもたちが日本の特徴的な家のつくりの映像を見ていました。
家庭科「日本の住まいの特徴や気候風土の関わりについての理解」の学習です。
「サザエさん」は1969年10月5日からテレビで放送されているアニメ。子どもたちは手元のサザエさん一家の間取り図を見ながら、映像でその作りを確認し、日本の住まいの特徴をイメージしていっていました。この後教科担任の先生が、子どもたちとその特徴をおさえていくのでしょう。
南館美術室。
作品の仕上がりに向けて、熱心に作業をしていました。
いぶし銀につけ黒くなった銅板を洗い、磨くことで、デザインしたモチーフのみ銅の色に戻します。
ごめんなさい!! せっかく作品をこちらに向けてくれたのに、人物の撮影がうまくいっていませんでした。
明日は卒業式前日。3年生は卒業式のリハーサルと学活。午前中で終了し、下校となります。
1、2年生は通常授業や式準備です。
福祉体験
先日、兵庫教育大学から講師をお招き、1年生が『未来のユニバーサルデザインを一緒に考えてみよう』をテーマに、福祉体験学習を行いました。
「人に障がいがあるのではなく、段差があるなど、社会に障がいがある」といった話や、「ユニバーサルデザインは障がいのある方だけでなく、皆にとって便利なもの」「デザインを工夫すると障がいがなくなる」など、子どもたちは熱心にきいていました。車いすの方用にデザインされた巻きスカートの紹介もあり、休憩時間には巻きスカートを触ったり、試着をさせていただく機会もありました。
最後に、「未来の車いすを考えよう」というテーマで、グループに分かれて自由で斬新な発想でアイデアを考えることに取り組みました。ユニバーサルデザインを皆で楽しんで考えるなど、とても充実した内容でした.