上の文章は私が明峰中学校の教頭に着任をした同じ時に、
当時同じく校長となられた先生が、最初の職員会議の時に
紹介された、教育学者の森信三さんの言葉です。
本校の学校経営の社会生活の基本として今もあげています。
折に触れ朝礼等でも生徒に紹介をしています。
あらためて最近読んだ本の中で紹介されていましたので、
抜粋をいたします。( 『中学校』N0.812 5月号 より )
「時を守り」とは、時間を意識することである。学校生活の中で
も誰もが時間を意識して行動し、約束された時間を守ることがで
きれば学習に集中することにつながる。チャイムと同時に授業が
始まり、チャイムと同時に授業も終わることがマナーとなってい
く。学校の時程通りに生活するリズムができれば、心にゆとりを
持ちながら生活を送ることになる。
「場を清め」とは、身の回りを美しく整えることである。掃除を
一生懸命に行う人は、自分の心を磨くことになる。また、誰もが
気づかないところを進んで清掃する生徒が増えれば潤いのある学
び舎となっていく。校内の掲示物も季節に合わせ、生徒の成長の
足跡がわかる内容としていきたい。このような地道な取り組みを
することで奉仕の心を育むことになる。
「礼を正す」とは、礼儀を尽くすことである。さわやかな挨拶は、
人の心を動かし人間関係を円滑にすることができる。時には、明
るい挨拶ができるようになれば、人間関係を深めることにもなる。
また、服装を正す、姿勢を正すことも大切である。時と場に応じ
たふさわしい服装と姿勢を正すことも相手を尊重することになる。
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我々教職員にも向けた文章でもありました。誰もが気持ちよく学校
生活を送れるように、子どもたちと一緒に学校づくりをしていきた
いものです。
1年生のみの眼科検診。もうさすがに大きな声を出さずともしっかりと
待てています。