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2019/01/31

校内研究発表会~生徒の深い学びを導く授業をめざして

| by 校長
    今日は、午後本校の教職員研修のまとめとなる校内研究発表会を行いました。公開研究授業クラスは、国語科と社会科が2年生の2クラスで、技術家庭科が3年生のクラスで行われ、他の生徒は下校しました(自宅学習です)。本校の研修主題は「生徒の深い学びを導く授業と自尊感情を高める学級集団づくり」で、教師全員が小集団(班)活動や言語活動を取り入れた授業づくりを意識して研究授業を行い、教科研修を行ってきました。
 今日の授業は、国語科は「走れメロス」で登場人物のメロス・セリヌンティウス・ディオニスの人物像を振り返り、最も「勇者」だと思うのは誰かを根拠をあげてワークシートに書き、グループで意見交流し、何人かがクラスで発表しました。
 
 社会科では、イギリス・アメリカで起こった市民革命の結果、議会政治が始まったり、人権が主張されるようになったことを学びながら、当時の日本との違いをグループで意見を出し合い、発表しました。
 
 技術家庭科はニッパーを使ってコードの被覆を取って心線を巻き付けてプラグ・タップを組み立て、テーブルタップ(コンセント)を作りました。生徒たちは、説明をしっかり聞いて真剣に作業に取り組んでいました。
 
 授業を参観した教師は、全員3色の付箋に「工夫している良いと思うこと」「問題点・疑問」「改善策・助言」をメモし、授業後5グループに分かれて分科会で一人一人が発表して付箋を拡大した学習指導案に貼っていき、共通する課題を明らかにしていきました。その後、今日の研修発表会の指導助言をいただいた甲南女子大学教授の村川雅弘先生の講演を聞きました。数々の学校の研修の事例を写真で紹介されながら、教師自身が教科を越えて「聞いて、考えて、話して(対話して)行動する」ワークショップ型の研修に取り組み、「主体的な対話的な深い学び」を目指すことが授業改善につながり、生徒たちの学びを深め、力を伸ばしていくことなどを話され、これからの実践に活かせる有意義な研修となりました。
 
 
 
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