昨日、川西市教育委員会より、生徒を通じて保護者の方に「川西市における部活動の在り方に関する方針~より効果的で持続可能な部活動を目指して~」というチラシを配布しました。生徒には始業式で説明もしました。
この方針は、昨年3月に示されたスポーツ庁のガイドライン、9月に示された兵庫県教育委員会の方針に基づき、川西市教育委員会が策定したものです。部活動は、生徒の心身の成長にとってとても重要な活動ですが、今日的課題として、過度な活動によるスポーツ障害やバーンアウト、少子化の進展(教員数の減少)により従来の運営体制維持の困難、教員の多忙化の一因や競技経験のない技術指導の負担などの問題があります。部活動を生徒がスポーツや芸術に親しむ基盤として、今後も持続可能なものとしていくために、川西市の総合的な指針として示されました。
2019年4月から実施される方針の概略は以下の通りです。
①週当たり2日以上の休養日を設けます。
*平日に少なくとも週に1日、土日祝日等の週休日は、
1日以上は休養日とします。
*週休日に大会参加等で活動した場合は、
休養日を1週間以内に他の日に振り替えます。
②1日の活動時間は平日2時間、土日祝日の週休日は3時間程度とします。
③長期休業中は1週間以上のまとまった休養期間を設けます。
④早朝練習は行いません。
⑤終日行われる大会や校外練習試合イベント等への参加を見直します。
⑥合宿(泊を伴う練習及び練習試合)は行いません。
⑦活動場所において暑さ指数31℃以上の場合は運動を禁止します。
⑧地域のスポーツ人材(部活動指導員及び外部コーチ)を活用します。
なお、本方針の冊子版は、チラシの下のURL、QRコードから、ダウンロードできます。