今日の給食

今日の給食

令和6年2月9日(金)の給食

ミンチカツ

ブロッコリーのおかか和え

のっぺい汁

桜飯

牛乳

 

 

桜飯は主に、静岡県の遠州(えんしゅう)地方と呼ばれる浜松市・磐田(いわた)市・袋井(ふくろい)市・掛川(かけがわ)市のあたりで昔からよく食べられています。名前の由来は『お醤油とお酒を入れて炊き上げたごはんが薄い桜色に見える』ためだそうです。

旧暦の10月(現在の暦でいうと11月)にえびす様へ1年の無事を感謝し、商売繁盛や大漁、豊作を願うえびす講という行事があります。このえびす講の際、農家さんが米の収穫後に行事食としてさくらごはんを作り、1年の感謝と商売繁盛の祈りを込めて神前へ捧げます。

 

令和6年2月8日(木)の給食

さばのみそ煮

だいこんなます

ちゃんこ鍋

白飯

牛乳

 

 

鯖は、とても腐りやすいので、冷凍設備がない時代の市場では、素早く売りさばく必要がありました。急ぐあまりに数えまちがえをしやすかったことから、数をごまかしたりすることを「サバをよむ」というようになりました。

鯖にはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)というとても大切な栄養素が含まれています。これらの栄養素は血液をサラサラにして、体の弱った部分に働きかけて元気にしてくれています。

令和6年2月7日(水)の給食

豚肉のマリネ

ツナサラダ

野菜スープ

白飯

牛乳

 

 

現在のサラダの原型は、古代ギリシャ時代にはすでに食べられていたそうです。当時は野草に塩をふったシンプルなものだったようです。その後、古代ローマ時代になるとオリーブオイルや酢などで味付けをしたものや塩漬けの魚を用いたものなど様々なものが登場しましたが、サラダという名称はサラダの味付けに使用された「塩」を意味するラテン語「sal」(サール)からついたものです。

令和6年2月6日(火)の給食

うの花のいり煮

だいこんのそぼろ煮

さつま汁

エコ昆布

白飯

牛乳

 

 

うの花とは大豆から豆腐を作る途中にできるおからのことです。

大豆から豆乳を搾ったあとにできるおからは、「残り物」「要らない物」のように思われがちですが、カルシウムや食物繊維などの栄養素が含まれています。それなのに食べずに捨ててしまうのはもったいないです。栄養豊富な大豆を無駄なく食べる昔の人の工夫と知恵を給食の献立にもとりいれました。うの花は、料理をするときに包丁が必要ないことから「きらず」とも呼ばれます。

令和6年2月5日(月)の給食

牛肉のしぐれ煮

はくさいのおかか和え

かきたま汁

白飯

牛乳

 

 

白菜はチャイニーズキャベツとも呼ばれ、中国から伝わりました。

白菜は色の淡い野菜で、淡色野菜と呼ばれています。鍋料理や、お漬物など、色々な食べ方ができますが、歴史は意外と短く、初登場は明治8年(1875年)、東京で開かれた博覧会に中国からの出品というかたちでお目見えしました。その後、日清戦争・日露戦争で日本の農村出身の兵士たちが中国大陸に渡ったときに白菜を食べ、種を持ち帰ったものが全国に広まるきっかけになったと言われています。

令和6年2月2日(金)の給食

酢飯

焼きのり(手巻き)

ボイルウインナー

大豆マヨサラダ

いわし団子汁

牛乳

 

 

節分とは立春、立夏、立秋、立冬の前日のことでしたが、今では立春の前日のことだけを言うようになりました。節分に炒り豆を年の数や年に一つ足した数を食べると、1年を元気に過ごすことができると言われています。他にも豆まきや柊(ひいらぎ)の枝に焼いたいわしの頭を刺した「やいかがし」には、鬼(病気や災い)を追い払うという意味があります。

今年の節分献立は、福を巻き込む手巻き寿司、ウインナーと大豆マヨサラダを巻いてください。また「やいかがし」に因んでお椀のおかずはいわし団子汁です。

令和6年2月1日(木)の給食

白身魚のバジル焼き

ペンネのトマトソース

ポトフ

ガーリックライス

牛乳

 

 

ポトフとは、フランス語です。「pot(ポー)」は鍋や壺、「feu(フ)」は火を示すため「火にかけた鍋」といった意味を表し、フランスの家庭料理のひとつとして親しまれてきました。

フランスのポトフの味付けは、風味付けや肉の臭み消しを目的に使うハーブやクローブなどの香辛料に塩、こしょうのみを使用します。そして、ポトフの具材とスープを別々に盛り付け、スープは前菜、具材はメインディッシュとして食べられています。味付けがシンプルなので、マスタードや塩などの調味料を添えて食べるのが一般的です。

令和6年1月31日(水)の給食

鶏肉のニラしょうがソース

大根と水菜の中華あえ

レタススープ

白飯

牛乳

 

 

水菜は茎が白いため淡色野菜と思われるようですが、実は緑黄色野菜です。体内に入るとビタミンAに変わるカロテンが豊富です。ビタミンCも多いので、粘膜や皮膚を健康に保ち免疫力も上がり病気にかかりにくい体になります。また、水菜にはカルシウムも多く含まれていますが、カルシウムの吸収率を高めるビタミンDが豊富な食品との組み合わせで、効率的にカルシウムを摂取することができます。

令和6年1月30日(火)の給食

じゃがいものみそ汁

子持ち焼きししゃも

きんぴら

味付けのり

白飯

 

 

「ししゃも」という名前はアイヌ語で「柳の葉の魚」を意味します。「スス・ハム」または「シュシュ・ハモ」という言葉からついたそうです。漢字では「柳葉魚」と書きますが、大昔にアイヌの人が魚が採れなくて、お腹をすかせて困っていたところ、祈りを捧げたら柳の葉が魚になったそうです。この時の魚がししゃもだったと言われています。このアイヌの伝説から「ししゃも」という名前がついたそうです。

 

令和6年1月29日(月)の給食

冬野菜カレー

淡路玉ねぎコロッケ

ひじきサラダ

もち麦ごはん

牛乳

 

 

もち麦の歴史はとても古く、紀元前3000年頃までに西南アジアで栽培され、その後ユーラシア大陸本土とアフリカ東北部に広く伝わりましたが、現在は、東アジアでしか栽培されていません。

兵庫県福崎町では、もち麦を古くから栽培し、団子などに加工して食べていました。昭和30年頃に食生活が変わり、あまりもち麦を消費しなくなり栽培を中断しましたがその後、福崎町の伝統作物として復活させました。食物繊維が豊富なもち麦は学校給食にも活用されています。