川西市中学校給食センター
川西市中学校給食センター
そぼろ煮
はりはり大根
すまし汁
エコ昆布
白飯
牛乳
「うま味」というものを発見したのは、池田菊苗(いけだ きくなえ)という大学教授です。
ある日、湯豆腐を食べていた池田博士は、この湯豆腐がおいしいのは、昆布によるものではないかと気づき、昆布のうま味が「グルタミン酸」であることを発見しました。この発見がきっかけで「うま味調味料」というものができました。
給食では、昆布、けずりぶし、煮干しなどから「うま味」を引き出すように調理しています。
かぼちゃコロッケ
コールスローサラダ
コーンポタージュ
白飯
牛乳
コールスローの歴史は大変古く、古代ローマ時代から食べられていたといいます。コールスローの名前の由来は、オランダ語の「koolsalade(キャベツサラダ)」から派生した「koolsla(コールスラ)」だとされています。英語圏の国で「cole(アブラナ科の植物)」「 slaw(刻みキャベツを基本材料にしたもの)」という意味の単語を合わせて、「coleslaw(コールスロー)」と呼ばれるようになりました。
ひじきの炒め煮
大根のレモン漬け
かす汁
白飯
牛乳
かす汁に入れる酒かすは日本酒を作るときにできます。酵母(こうぼ)、麹(こうじ)、水、蒸し米を発酵タンクに仕込み20~30日間かけて発酵させて作ります。発酵が終わり熟成したもろみを絞ると日本酒と酒かすに分かれます。
また、酒の原料としては山田錦という酒米がよく使われます。兵庫県は山田錦の産地として有名で、生産量の約8割を占めています。
揚げ餃子
ブロッコリーの中華サラダ
ラーメン
白飯
牛乳
水戸藩が残した『朱舜水氏談綺(しゅしゅんすいしだんき)』によると、1689年、「福包(ふくつつみ)」という鴨肉の餃子が徳川光圀(水戸黄門)に献上されたとしています。江戸時代にはすでに伝来していた餃子でしたが、当時は肉食が禁止されていたこともあり、あまり普及しませんでした。
肉食が解禁され、第二次世界大戦以降、満州で生活していた人々が日本に移住したことを機に状況は一転し、全国各地で餃子を再現する家庭や、餃子を取り扱うお店が増え、少しずつ日本に定着していきました。
きんぴら
ゆばと野菜の和え物
だいこんのみそ汁
古代米ごはん
牛乳
きんぴらという料理が生まれたのは江戸時代のことだと言われています。このきんぴらという不思議な名前はある人の名前からついたそうです。その人はクマと相撲をとったことで有名な金太郎さんの息子だと言われています。
この金平(きんぴら)さんは、親の金太郎さん以上に力持ちで元気だったそうで、食べると元気になるごぼうの炒め煮が「金平ごぼう」と名付けられたそうです。
鰆の西京焼き
水菜とだいこんの和え物
小松菜のみそ汁
白飯
牛乳
水菜は茎が白いため淡色野菜と思われるようですが、実は緑黄色野菜です。体内に入るとビタミンAに変わるカロテンが豊富です。ビタミンCも多いので、粘膜や皮膚を健康に保ち免疫力も上がり病気にかかりにくい体になります。
また、水菜にはカルシウムも多く含まれていますが、今日の献立のようにカルシウムの吸収率を高めるビタミンDが豊富な鰆との組み合わせで、効率的にカルシウムを摂取することができます。
鶏肉のにんにくソースかけ
中華そぼろ
八宝菜
白飯
牛乳
にんにくの原産地は中央アジアと言われていますが、歴史に登場するのは紀元前4500年の古代エジプトになります。現存する最古の医学書「エーベル・パピルス」には薬として記載されています。
当時エジプトでは、にんにくと玉ねぎが重要な作物として利用されていました。特に、にんにくはピラミッド建設の労働者に支給されるものとして粘土板に書かれています。にんにくの強壮作用は過酷なピラミッド建設を成し遂げる食べ物として地中海地域に広まったそうです。
発芽玄米ごはん
ハッシュドビーフ
ポテトサラダ
きんかん
牛乳
小さくて皮ごと食べられるきんかん(金柑)は、中国原産の柑橘類の1つです。食用と鑑賞用があり、食用は皮が甘くてマーマレードのようなほろ苦さと風味があり、果肉には酸味があります。
食用きんかんの多くは江戸時代に中国船から静岡県に伝わったと言われている「寧波(ネイハ・ニンポウ)きんかん」という品種で、円形~楕円形で重さは12~16gほどで、皮が薄いので皮ごと食べられます。主に宮崎県や鹿児島県など暖かい地域で栽培され、完熟したものは甘くて風味も良好です。
さといもの炒め煮
小松菜のおかか和え
ぼたん汁
白飯
牛乳
丹波篠山市の郷土料理には「ぼたん鍋」があります。今日のぼたん汁はこの「ぼたん鍋」に習いだし汁に猪肉と季節の野菜を入れてみそ汁に仕上げました。始まりは、1908年(明治41年)頃、丹波篠山市で捕獲したイノシシの肉をみそ汁に入れて食べたことや、料理旅館に持ち込んで、みそ仕立ての鍋物にしたことだと言われています。
「ぼたん鍋」という言葉が登場するのは昭和になってからで「ぼたん鍋」という言葉から発想を得た地元の料理旅館が、猪肉を牡丹の花びらのように並べて皿に盛り付け、客に提供するようになったことがきっかけです。
豚肉の角煮
もやしの和え物
ゆずか汁
白飯
牛乳
ごはんとおかずをいっしょに口に入れて、口の中で混ぜ合わせながら食べることを「口中調味(こうちゅうちょうみ)」と呼びます。
これは、古くからの日本独自の食べ方です。最近では、欧米型食文化の「ばっかり食べ」(おかずばっかりを先に食べる食べ方)をする人が増えているようですが、口中調味にはご飯の量で味を調整して濃い味に慣れない、噛む回数が増えることにより唾液が増え消化吸収を助け、食べ過ぎを防ぐなど様々な効果が認められています。
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