北陵小ブログ

北陵小の日々

反省と喜び

 昨日、卒業生から「HPの日誌更新して欲しいです」と言われました。確かに文書は書いていたのですが、更新をしていませんでした。すみません。反省しています。

 また、卒業生は学校から支給されたタブレットで見ているようで、卒業してからの方がよく見ているとのことです。卒業しても北陵小学校のことを気にしてくれているのはうれしいです。いろんな目で見守ってもらっていることを肝に銘じ、HPだけでなく様々な発信をしていきたいと思います。よろしくお願いします。

 

コミュニケーション

 本校で昨年度からお世話になっているALTのアニカ先生のご家族(お父さん・お母さん・妹さん)が、本校に来てくださいました。カナダからの日本観光の途中、川西に来られたので是非本校に来てくださいとお招きしました。各クラスに挨拶に行き、6年生はクラスごと、5年生は学年で授業を行いました。「What ○○○ do you like ?」(何が好きですか)という質問を中心に子どもたちがアニカファミリーに質問をしていきました。

 みんな緊張気味で、上手く伝わるかドキドキしている感じでした。「言葉」という便利なものがあり、これを中心に使い私たちは意思疎通しています。しかし、この「言葉」が通じない時にどうするか、伝えたいという思いをどのように伝えるかという欲求がすごく大切だと感じました。私の近くにいた子が、「先生、ドキドキってどう言うの?」と聞いてきたので、「言葉だけではなく、ジェスチャーとか表情とがいろいろあるで」というと、挑戦しようとしていました。

 言葉を覚えるには、伝えたい、話したいという思いが大切だと思います。その欲求が、学習意欲や行動そして楽しさになると思います。先日、3~4年生の各クラスに外国語の授業で、ALTのアニカ先生と私(校長)が授業をしました。授業の冒頭15分ほどを私が担当しました。何をしたかというと、「空耳」です。英語に聞こえそうな日本語です。「割った芋いじくるな(What time is it now?)」「下駄飛ぶ日や(Get out of here)」「兄移住(I need you)」など。そして今日、アニカファミリーが4年生のあるクラスに挨拶に行き質問ある人と聞くと、ある子が手を挙げて、「割った芋いじくるな(What time is it now?)」と言い、アニカのお父さんが「カナダ、タイム?」と言って時間を答えてくれました。その時、なぜ時間を聴いたのかと思われたかと思いますが、質問し言葉が通じた子どもの満足げな顔に思わず私は大笑いしてしまいました。

 いろんなきっかけで、英語をはじめいろいろな外国語を学び、コミュニケーションの楽しさを感じてほしいと思います。まずは、日本語を大切にし、身近な友達にそれぞれの気持ちを丁寧に伝えてほしいと思います。

朝、折り鶴集会だったので校長室で折り鶴を追ってもらいました

子どもたちは、黒板に思いをかいでアニカファミリーを出迎えました

帰り、靴箱の玄関でみんなを見送ってくださいました

今年もお世話になりました

 今年もこの時期になると1年生と2年生と、地域の方がお越しくださり芋の苗植えをします。丁寧に説明をしてくださり、きれいにマルチが敷かれた畑に芋も苗を植えていきました。この芋の苗植えをするまでに、校務員さんが耕し、休日に地域の方と担任で準備しました。

 秋に大きな芋ができるように、これから水やり草引き等をしてもらいたいと思います。地域のみなさん、ありがとうございました。

参観懇談ありがとうございました

 今年度最初の参観懇談を行いました。学校としてできるだけ平常心を心掛けるのですが、やはりいつもとは雰囲気は違います。子どもたちの心境もいろいろです。うれしいと思う子、いやだと思う子、あまり意識しない子など様々です。当り前です。よく「いつもの様子と違う」という言い方をしますが、教室の中に、廊下にたくさんの保護者の方がいたら、背筋はいつもよりも伸びます、子どもも教員も緊張します。でもそうした姿を見ていただき、子どもたちの様子や頑張りを見ていただきたいと思います。

 本校は参観にたくさん参加していただいています。懇談にも今後のたくさん参加していただきたいと思います。懇談は、学校が保護者との連携協力を図るうえで重要な機会で、保護者の理解を得て、協力体制をつくるためには、双方向の意見交換に努めることが直接できる大切な場です。 

 学校としても、参加してみよう、話が聞きたい話したいと思えるような懇談会にしていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。学校の懇談会として、ココスク座談会を開催をご案内しますので、是非ご参加ください。

子どもたちの主体性を大切に

 5~6年生が中心となり、「学校生活を豊かにしていくために、上級生として自覚を持ち、学校内の自分たちの仕事を分担して行う 自分たちの発想や創意を生かし、進んで活動に取り組む」という目標で、委員会活動に取り組んでいます。特に今年度は、教職員が子どもたちを今まで以上に主体的に活動できるようにと考え、子どもたちと話し合いをしていました。委員会の種類は、代表・放送・保健・図書・美化・掲示・体育・給食・園芸・生活・ファミリー11種類あります。各委員会の委員長、副委員長、書記を決め、特に6年生は、最高学年としての意識が感じられ、5年生は6年生に負けないような積極性を感じました。

 活動内容について、いろんな発想がでてきてこれまでにない活動をしようとしている委員会がいくつかありました。私は、「楽しい」ということは、手間のかかることだと思っています。この手間がかかればかかるほど何かをやり終えたときの満足感や達成感はたまらないものがあります。動き出したら、紹介をしていきたいと思いますのでしばらくお待ちください。

 子どもたちが学校を自分たちで創っていると感じてもらえるようにしていきたいと思います。