学校にはビワの木があります。6月ごろたくさんの実をつけ、メジロなどの鳥たちが集まってきます。2年前までビワの木の横には、『迷迭香』の木が青々と茂っていたのですが、今では枯れ果ててしまいましたが、その横には新たにたくさんの植物が茂っていたのでした。今は、冬のためその多くは枯れています。
しかし、枯れた植物をよく見ると袋状になったものがたくさんついているのを観察できます。触っていると掃除時間にもかかわらず、4年生がやってきて、手伝ってくれました。袋の中に小さな種子がいっぱいあり、そこら中に散らばっていきました。
まわりを気にせず手伝ってくれた結果、服には通称「ヒッツキムシ」の『アレチヌスビトハギ』の種がいっぱいついてしまいました。これも植物の戦略です。春になるとまた新しい芽が出て緑でいっぱいになります。そのための準備でした。
問題です。
『迷迭香』とは何のことでしょうか。読み方は、「マンネンロウ」といいます。でもこれ料理に使う植物です。ハーブの一種類です。わかりますか?
正解は、『ローズマリー』でした。肉料理に入れるといい香りがします。でも学校の木は、枯れているのでもう使えません。
続きを隠す<<