20日は二十四節季の大寒。この日から寒さがさらに厳しくなり、立春(2月4日)までが一年で最も寒い時節です。今年は暖冬が続いています。
この時期、は「寒仕込み」と言い、寒気を利用した食べ物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込むのに最もよい時期とされています。
大寒の期間に産まれた卵を「大寒卵」といい、これを食べると金運や健康運を呼び込むといわれます。昔は寒さの厳しい季節には卵を産まなくなるので、この時期の卵は貴重なものだったそうです。以前は、学校でのインフルエンザの流行もこの季節でした。健康維持のための滋養強壮食だったのでしょう。