トライやる・ウィークに取組む中学生の活動をレポートします。
■ 川西南・川西中学校 5月27日(月)~ 5月31日(金)
《 5日目 》
本日、最終日を迎えます。
朝、登館後、「朝のひととき」と名付けた開館準備を行います。施設の点検や清掃、行事案内の掲示など、短時間で行います。公民館を利用する市民のみなさんに気持ちよく利用していただくための大切な作業です。皆、この作業にも慣れてきたようです。
5日間の最後に、体験活動をした公民館の施設を、丁寧に清掃してくれました。午後からは、5日間の体験活動を振り返り、体験活動を通して感じたこと、学んだことなどを発表し合いました。「地味な仕事の大切さを感じた」「窓口で市民の人と言葉を交わすことが苦でなくなった」「少し成長できた気がする」などの感想が聞かれました。
活動の成果物として、児童書紹介冊子、『あじさいコンサート』の看板を残してくれました。この体験が、5名の中学生にとって、少しでも役立てば幸いです。ご苦労様でした。
《 4日目 》
今日で4日目。それぞれいくつかの業務に分かれて作業をします。
トライやる・ウィークの最も大切な目標は「職業体験」ではありません。地域の人々との関わり合いを持つことです。時に何気ない雑談が重要です。
職員と言葉を交わしながら、書類の整理、資料作り、図書室の本の整理などに取り組みました。
公民館機能の中心は、広く市民のみなさんに学習機会を提供することです。グループによる自主的な活動のほか、公民館主催の講座を開催します。
6月20日に開催予定の音楽イベント『あじさいコンサート』の看板づくりを行いました。男子ばかり、看板づくりは苦手のようです。
「草刈りを手伝います。」と、看板づくりから離脱する生徒も。雑談をしながらの草刈りも、「よし」でしょう!
《 3日目 》
ちょっと、力作業も手伝ってもらいました。舞台を使ったイベントの準備を、職員と一緒に行います。倉庫からパネルを出して、組み立てる。とても手際よく作業を終えました。若さに脱帽です。
3日目からは、窓口業務に交代で対応します。また、資料やづくリも併せて作業します。「少し気になるので、トイレ掃除をしていいですか」そんな申し出もしてくれました。なぜか、デスクワークより、トイレ掃除のほうが楽しそうです。
川西南公民館でのトライやる・ウィークでは、中学生が推薦する「児童書」の紹介冊子を作成します。公民館図書室の絵本から、面白そうな児童書を選び、各自、挿絵を入れて紹介します。すでに2冊の紹介冊子ができています。今年も作成します。
午後からは、図書室機能について体験活動をしてもらいます。公民館図書室は、月、水、土の午後から本の貸し出しや返却を受け付けます。図書室の業務内容についての説明を行いました。そして、図書カードの発行、図書の貸し出し手続きなどの体験を行いました。
《 2日目 》
午前中、行政センターの窓口業務についての説明を行いました。行政センターには、住民票の写しや戸籍、課税証明書などの申請、市税や水道料金の支払いなど、市役所の出張所的機能を果たしています。個人情報に配慮したうえで窓口業務を体験しました。
演習中にも窓口に市民の方が来館されました。早速、対応をしてもらいました。市民の方も、にこやかに受け止めていただきました。
公民館も川西市の公的施設です。多くの税金によって運営されています。そのため、稼働率の向上や事業の適正化を図るため、多くの統計資料を作成します。生徒たちにも資料作成を手伝ってもらいながら、窓口業務も行ってもらいました。
《 1日目 》
今日より5日間、トライやる・ウィークが始まります。今年度は、川西南中学校から3名、川西中学校から2名の計5名が、川西南公民館で体験活動を行います。
初日、公民館で行われる「健康促進講座」の準備です。手際よくこなしてくれます。
講座参加者の受付を行い、受講者のみなさんとともに「リズム体操」を体験しました。かなりハードな活動です。生徒たちは、「体育の授業よりもしんどい」、「みなさん、お若いですね」と。生徒の感想に、参加者一同、大笑い。
この日、公民館グループの「お茶クラブ」さんのお稽古日です。グループさんから声がかかり、急遽、生徒2人がお稽古に参加させていただきました。
午後からはデスクワーク。先週に開催された講座と今日の講座の受講者アンケートの集計、分析を行い、その結果をまとめてレポートにしました。また、次週の受講者募集の受付資料の準備なども行いました。