5年生がキャップハンディ体験の出前授業を受けました。
ろう(聴覚障害))者の方と手話通訳の方にそれぞれ各教室に入っていただき、今までの体験をふまえて、障害のこと、日常生活で工夫していることや困っていることやうれしかったこと、障害に対する現在の社会の対応状況などを話してくださいました。
「目覚まし時計はどうやって気がつくのですか?」「家のインターホンはどうやってわかるのですか?」など、児童たちの質問に、ていねいにわかりやすく答えてくださり、普段は接することが少ない子どもたちも、より身近に感じながら学ぶことができました。
給食献立は「牛乳」「ごはん」「さつま汁」「子持ちししゃものてんぷら」「もやしのあえもの」です。
さつま汁は初めての献立です。九州のさつま地方(鹿児島県)発祥で鶏肉を使っているのが特徴です。さつま汁に入っている今日のさつまいもは、鳴門金時を使用しています。
江戸時代の薩摩(さつま)では「薩摩鶏」というニワトリを戦わせる「闘鶏(とうけい)」という行事が盛んで、負けた鶏を野菜と煮込んで食べたのが「さつま汁」の始まりだといわれています。
さつまいもの甘さと鶏のだしが混ざり合ってとってもおいしかったです。教室に行きますと「甘いにおいがする~」と言っている児童がいました。これからもぜひメニューに加えてほしい逸品です。ごちそうさまでした。