4月8日、入学式が厳かな雰囲気のなか、体育館で行われました。入学式が終わり、非常階段を登っていると、きれいな歌声が聞こえてきました。新入生ではありません。多田小学校にひそかに住んでいる、格好いい鳥がその正体でした。非常階段のてっぺんで一生懸命に鳴いているのでした。
学校は、子どもたちが元気に明るい声で歌っているのが自然な姿ですが、今は控えなければなりません。でも子どもたちの近くでこんなきれいな声が聞こえてくることにちょっとうれしくなりました。新入生を歓迎しているのかもしれません。
ところでこの鳥、何かわかりますか?以前はこんなところにいなかった鳥です。その名は『イソヒヨドリ』。海岸付近によくいる鳥です。それもきれいな声で鳴いているので、オスということになります。
子どもたちとともに、身近な多田小学校をこれから探索してみたいと思います。多田の里、そんな故郷になればいいと思いませんか?