『うんちしたのはだれよ!」という絵本を思い出しました。ドイツの作家ヴェルナー・ホルツヴァルトさん原作です。モグラの頭にうんちが落とされたことから始まるお話です。頭にうんちをのせたままうんちをした犯人を捜していろいろな動物を訪ねて歩くお話です。
今朝林先生が「4年生の下駄箱にうんちがあります!」と掃除用具を両手に教えてくれました。汚いものは片づけなければなりません。しかし、ちょっとこれおもしろそうなので行ってみました。
4年生靴箱横のタイルの上にうんちがありました。そんなに大きくはありませんが、中に何やら種のようなかたまりがいっぱい含まれています。大きいのはすぐにわかりました。『柿』の種でした。このうんちをした誰かは、『柿』を食べていることが分かります。もう少し小さな種のようなものは、何の種なのかわかりません。このうんちをした誰かは、『柿』やほかの植物を食べている動物だと考えられます。鳥であればそのふんにはおしっこも混じっているため鳥ではないことも分かります。ということは、ほ乳類だろうと予想できます。サイズもそんなに大きくはないほ乳類?サル、ウサギ、イタチ、タヌキ、アナグマ、アライグマ・・・いったい誰なのか、謎は深まるばかりです。そしてもう一つ、この小さな種は何の植物なのでしょうか。ということで実験開始です。
うんちと一緒に小さな種を土に植えてみました。レモンの木のそばでどうなるか観察してみたいと思います。探求が始まります。