今日の午後から1年生全員と2,3年生の一部の生徒が心電図検査を行いました。学校で行う心臓検診は1954年に大阪の藤井寺地区の4校で心臓病の疫学的調査研究と学校心臓検診を行ったのが始まりといわれています。その後、1973年の学校保健法施行規則の改正により定期健康診断として学校心臓検診の実施が義務づけされました。しかし、実施方法についての規定はなく、各地域により行う検査も異なっていたようです。そして、1994年12月に学校保健法施行規則が一部改正され、1995年から小学校1年生、中学校1年生、高校1年生の全員に心電図検査が義務づけられ今に至っています。我が国の学校心臓検診システムは世界でも類を見ないシステムで、確実に成果が上がっているそうです。