「一寸先は光」
これは「アンパンマン」の生みの親であるやなせたかしさんが言った言葉です。
生きているということは悲しいこともありますが、絶望の隣にはきっと希望が存在すると
いう意味です。
やなせさんは5歳で父親を亡くし、戦争や下積みの辛い時代でも希望をもって生きて
これたからこそ、諦めないで明るく前向きに頑張ることができたと振り返っています。
少年時代、やなせさんは汽車に乗って遊びに行き、帰り道汽車賃を落としてしまいました。
仕方なく家まで歩いて帰ろうとへとへとになっていた時、知り合いの人に出会い、アンパンを
もらって元気になり、家にたどり着いたことがアンパンマンというヒーローを生んだ原点と
なったそうです。
辛いことや悲しいことが起きたときに諦めてしまえばそこで終わりです。そういう時にこそ
「一寸先は光」という言葉を思い出して、闇の隣には必ず希望があると信じ前に
進んでいきましょう。