20分休み、校長室に来客です。6年生3人です。「校長先生知っていますか。ジャングルジムの上の木に鳥の巣があるんです。」と教えてくれました。「それは見に行かなあかん。」4人で出発です。
ジャングルジムは人気の遊具です。その後ろのブランコも人気ですが、「代わってくれない!」となる遊具でもあります。仲良く交代で使うのが優しさであり、交代で遊べるようになってほしいところです。
鳥の巣はどこでしょうか?
この桜の木の中にあるというのです。遠くからだとわかりません。ジャングルジムに登ってもう一度撮影です。ありました。
去年は校舎近くのクスノキの樹上で同じ姿を見ています。『キジバト』でしょう。多田の里には大きな木がたくさんあります。143年の歴史とともにあるのかもしれません。気さくに教えてくれた3人に感謝です。ありがとう!
とみているとジャングルジム上の2年生が「サクランボある!」と教えてくれます。同じ木です。
この木は食用のサクランボの木ではないので食べられないでしょう。でもきれいな実ができています。
鉄棒も人気です。「逆上がりできるようになってん」うれしそうに教えてくれます。少しずつ少しずつ練習を積み重ねできるようになる特殊技術です。その子の手のひらにはしっかりとしたまめができていました。努力の証です。
滑り台も大好きです。滑る前の高さもいいし、滑り降りるときの爽快感もいいものです。そして遊びを通して体も鍛えられていきます。
大いに遊び、大いに気づき、そして教室へと帰っていく。そんな小学校の姿です。