献立 : 牛乳、ごはん、ぞう煮、紅白なます、みかん
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ぞう煮 | 紅白なます |
ぞう煮と紅白なますはお正月の料理です。
もともとお雑煮は、年越しの夜「歳神様」に供えた餅とその地域の産物を、年明けに
一つの鍋で煮て食べたものです。家々に一年の実りと幸せをもたらす歳神様とともに
食べるお雑煮は、豊かな暮らしと自然の恵みへの祈りが込められた大切な行事食でした。
そのため各地域によって具や味付け、もちの形など様々です。
かぶら雑煮(福井県) みそ仕立ての汁に、煮たかぶと丸餅を入れ、鰹節をかけた
シンプルなお雑煮。黒砂糖をのせる地域もあるそうです。
くるみ雑煮(岩手県) すまし汁に、わらびなどの山菜や大根、にんじん、ごぼう
などを入れ、お雑煮に入った餅に、くるみのたれをつけて食べる
かき雑煮(広島県広島市) すまし汁に、広島名物のかきが入ったお雑煮です。
では、次のお雑煮はどこの地域のお雑煮でしょうか。
(写真の下の答えをクリックするとわかります)
①きなこ雑煮 みそ仕立ての汁に、里芋、にんじん、大根などと丸餅が入っており、
別に盛ったきな粉をつけて食べます。
②あずき雑煮 あずきの煮汁に丸餅を入れたお雑煮。丸餅の代わりに「とち餅」を
入れる地域もあります。
➂あんもち雑煮 いりこだしの白みそ仕立ての汁に、大根、にんじん、あんこ入りの丸餅を
入れる、珍しいお雑煮。