4年川西市体育研究授業 3年認知症サポーター養成講座

朝、心温まる出来事がありました。交通立ち番をしていたら、あるみどりっこが「○○さんじゃないかな」と校門近くにいたみどりっこに気づいてくれました。どうやらしんどくなる出来事があって、登校を迷っていたようでした。すると、低学年のみどりっこが「一緒に行こうよ」「○○先生に知らせてこようか」と早速そのみどりっこに話しかけてくれました。さらに、その様子に気が付いた6年生もそばにそっと来てくれて、「一緒に行こう」と誘ってくれました。○○先生も駆けつけ、6年生に手をつないでもらいながら教室方向へ向かっていきました。気になって、それとなく様子をみていましたが、○○さんもお友達と一緒に元気に学習を頑張っていました。様々なみどりっこのさりげない優しさが光った今朝のひと時でした。学年関係なく、お友達のしんどさに気づいて優しく接してくれたみどりっこも素晴らしいし、友達や先生に話しかけてもらいながらも学校生活を自分の力で頑張り切ったみどりっこも両方素敵です。

 さて、午後から体育館では、4年生が川西市内体育担当の先生方を対象とした研究授業の公開に挑戦していました。体育大学の先生も講師として来られていました。大勢の先生方に見守られながら、4年生のみどりっこたちは、一生懸命「キャッチバレーボール」を頑張っていました。友達とプレーをしているみどりっこもいれば、黙々と体育館の壁にボールを当てながら個人練習をしているみどりっこもいました。みんなよく頑張っていました。みどりっこと一緒に、〇〇先生も本当によく頑張りました。授業の準備等もさぞかし大変だったと思います。お疲れ様。

 

 みどりルームでは、3年生が「認知症サポーター養成講座」を受講していました。多くの皆様にお世話になり、映像を見たり、劇を見たりしながら認知症の方々への理解を深め、めざすべき対応の仕方についてしっかりと学んでいました。お世話になった大勢の皆様、お忙しい中、本校にお越しいただきまして本当に有難うございました。おかげさまでみどりっこたちは貴重な学習をすることができました。

 みどりルームの外では、明日の参観日に向けたお手伝いを4年生の別のクラスのみどりっこが一生懸命励んでいる姿を見ました。何人かで協力して、作品を置く机を教室まで運んでいたようです。とてもよく働いていました。

 

 放課後は、有志の先生たちが集まり、来年度の研究に関するプレゼン発表会に挑む準備をしていました。先生同士、みどりっこの「自立」をサポートしていくにはどうすればよいかについて、さまざまな意見を出し合っていました。集まりをのぞきにきた先生方の人数もどんどん増えていき、最後の方は多くの先生方でワイワイと意見を言い合っていました。これらの過程こそ、まさしく先生方の「探究」だなあと私自身は感じています。みどりっこに負けないように、先生方も緑台小学校教職員集団としてよく学び合っています。