日誌

指導案を書いての授業研究

日々の授業は、個人で授業プランを考えて授業を行いますが、年に数回は、学習指導案を提示して授業を行います。その時は、「この授業をしますから見に来てくださいね」と職員に伝え、事後に、見てもらった職員と成果や改善点を話し合い、お互いの授業力向上に生かします。

今日は、国語「大造じいさんとガン」の学習でした。「情景や会話などを手がかりに、大造じいさんの気持ちの変化を読み取る」「叙述をもとに、登場人物の心情や情景描写が示す意味に迫る」「ううん。と、うなってしまった大造じいさんの心情を明らかにする」ことを目標に、子どもたちは、今日の一斉学習に取り組みました。事前の一人読みから、グループ交流、そして、全員での意見交換の流れです。子どもたちは、一人読みで自分なりに読み取った考えを、友達の発言を聞きながら深めていきました。みなさんも聞きなじみのある、「あかつきの光が、小屋の中にすがすがしく流れ込んできました。」の表現に、大造じいさんのどんな心情を読みますか?

大造じいさんの後ろ姿の挿絵とともに、「らんまんとさいたスモモの花が・・・はらはらと散りました。」「晴れ晴れとした顔つきで見守っていました。」「いつまでも、いつまでも、見守っていました。」は、どの場面か思い出されましたか?もしかしたら、この教材は、親・子・孫の三世代で学習しているお話ではないでしょうか。40年前に、すでに教科書にあり、研究が進められていた教材です。夕食の時間に、話題に出してみてください(^^♪。