11月の児童朝会から二週間。子どもたちがよく踏ん張ってがんばってるなと感じるのがトイレのスリッパです。この朝会の際に計画委員から、トイレのスリッパが乱れている様子をスライドで写すなどして、「トイレのスリッパをそろえよう」という呼びかけがありました。
それから2週間。「がんばってもせいぜい3日かなぁ。」と正直思っていたのですが、今もがんばってトイレのスリッパが並べられています。「たかが、トイレのスリッパで…。」と思われる方もいるでしょうが、生徒指導を担当した経験から、実は『簡単なことこそ難しい』ということを身にしみて感じているのです。特にトイレのスリッパをそろえるのは至難の業。学校だけでなく一般の社会施設を見ていただくとわかると思いますが、きちんとそろえられている場面に出会えるのは滅多にありません。
この状態がいつまで続くのか、正直ハラハラドキドキしていますが、それでも朝会の呼びかけをきちんと意識して行動してくれている児童が多いことは、本当にうれしく誇りに思います。何気ない、そして見逃されやすい取り組みですが、清南小の子どもたちがこういった見えない取り組みでもがんばっていることを、ご家庭や地域でも評価していただければ幸いです。