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郷土館日誌 >> 記事詳細

2020/06/03

郷土館が開館しました

Tweet ThisSend to Facebook | by 郷土館HP管理者
  昨日6月2日から、3月7日以降臨時休館をしていた郷土館が開館しました。緊急事態宣言の解除を受けて、川西市の文化財施設も新型コロナ感染症の感染予防に十分留意して、開館業務を再開することになりました。
 
 感染予防対策として、次の点に留意しています。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
・受付などでは人と人との十分な間隔(2mを目安に最小でも1m)を確保します。
・施設の入り口や窓を開放し、換気を行います。
・来館される方がよく触れる場所(ドアノブや手すりなど)は定期的に消毒します。
・館入口に、アルコール消毒液を設置します。
・受付窓口にはビニールシートを設置し、会話の際の飛沫を防ぎます。
・「見学のときのお願い」を掲示し、マスクの着用や咳エチケット、身体的距離の確保、手洗いやアルコール消毒などの協力をお願いします。

 なお、密集・密接がみこまれるため、当面の間(現時点では9月末まで)イベントや講座等の開催は自粛します。今後につきましては、また決まりましたらホームページにてお知らせします。

~郷土館の紹介~ 
 川西市郷土館は昭和63年に開館し、今年で32年目を迎えます。隣には駐車場がありますので、車でお越しの場合はご利用ください。
 
 大正中期に建てられた築100年を越える旧平安(ひらやす)邸(国の登録文化財)。伝統的民家の特徴と数寄屋風の造りを取り入れ、六間どりの広い母屋と、離れ座敷や4つの蔵、2つの広い庭があります。テレビドラマのロケも行われたことがあります。
 
 
 蔵では、一色八郎氏の日本各地や世界各地で収集された920点もの箸のコレクションを展示した「箸の展示室」があり、また現在は郷土館の職員が各自で、昭和時代の懐かしい生活用品やおもちゃ、人形、漫画、レコードなどを集めて展示をした「昭和のレトロ展~懐かしい昭和の風景」を開催しています。
    
 
 また、平安家が昭和初期まで銅の製錬を行っていた「平安製錬所跡」の道具類や説明文・写真等を展示した「鉱山資料展示室」があります。
  
 平安邸の門を出ると、平安邸と同じ大正中期に猪名川沿いの小戸に平賀義美氏が建て、平成2年に郷土館に移築されたイギリスのカントリーハウス様式を取り入れた旧平賀(ひらが)邸(国登録文化財、ひょうごの洋館100選)。旧邸内にあった実験研究棟や東屋、門、橋、平賀博士の胸像も移築されています。映画やドラマのロケが行われたこともあり、平賀邸の紹介のDVDも上映しています。
 
 
 
 平賀邸を過ぎると、さらに奥には「平安製錬所跡」、さらに川西市ゆかりの日本画家「青木大乗」画伯と洋画家「平通武男」画伯の絵画を中心に展示している美術館「ミューゼレスポアール」があります。1~2階に青木画伯と平通画伯の絵画を展示しています。
 
 
 平賀邸の奥には、平通画伯のアトリエを再現した「アトリエ平通」があります。庭園には、ボランティアの方や職員が大切に育てているバラの花も咲いています(もうすぐ終わりですが・・・)。
 
  予定していましたイベントや講座ができないのは残念ですが、お時間がございましたら、またお近くに来られることがありましたらぜひお立ち寄りください。
      
           

 


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