10月6日(日)、藤田伊津子先生による「朗読の会」がアトリエ平通でおこなわれました。
郷土館の恒例企画となった本講座。今年は山崎豊子作『へんねし』、藤川幸之助作『ライスカレーと母と海』を朗読されました。
藤田先生の低音でやわらかな、聞き取りやすい声が作り出す世界に、会場のみなさんが引き込まれていらっしゃるようでした。
また、同じ日の旧平安邸では、「人形作家わたべみちこさんとおしゃべりしませんか」という講座がありました。
「私のお人形は、みな楽しそうに口を開けて笑っているんです。口を閉じていると、話し声も笑い声も聞こえないような気がして。だから独学で、口の中には歯があって、舌があって、喉ちんこもある。というように作ってあるんです。」と話されていました。
会場には虫眼鏡が置いてありますので、来館されたときにはぜひ、お口の中もご覧ください。