全体練習や音楽室リハーサルをする機会が増え、合唱練習が一段と本格的に行われるようになっています。しかし、この時期は、いろいろと問題が起きる時期でもあります。
練習を始めたばかりの頃は、意識が高い上に、練習するごとに上達するのでやる気も出ます。また、本番が近くなると目指すのもがはっきりするので練習に熱が入ります。
しかし、この時期は練習がマンネリ化する上にゴールもまだ遠いので、モチベーションが保ちにくくなります。時には学級内の問題が表面化することもあります。
今、2年生はその時期に差し掛かっています。うまく歌おうとしているせいかもしれませんが、初めの頃の元気良さがなくなり音量が下がっているようにも感じます。クラスによっては、「男子がしっかり歌わない」「女子の声が小さい」などの意見も聞かれるようです。
心をひとつにした合唱もクラスの団結力も、ここを乗り越えることで得られるのだと思います。絆は問題を乗り越えることでより強くなります。