本日、6校時に防災教育を行いました。防災教育は、毎年、「阪神・淡路大震災」が起きた1月17日に合わせて行っています。
「シェイクアウト訓練」を行った後、災害が発生したときの対処方法を学びました。どの先生も、授業の冒頭で「阪神・淡路大震災」や「東日本大震災」について触れていましたが、3年生の生徒でさえ「東日本大震災」発生当時の記憶がほとんどありません。ましてや「阪神・淡路大震災」となると、遠い昔の出来事のように感じているかもしれません。
授業では、自分が住む地域の避難所の場所や、避難するときに必要になる物を確認していました。生徒たちはしっかりと考えようとはしていますが、どこか自分事とは思えていないように感じました。
「阪神・淡路大震災」が起きる前は、関西では大きな地震は起きないと多くの人が思っていました。そこに起きた大地震は、まさに青天のへきれきでした。生徒たちに当時のことを伝え、いかに自分事として考えさせるかは、震災を経験した我々の使命かもしれません。