令和5年度 第5回学校運営協議会
先日、今年度5回目の学校運営協議会を実施しました。
今回はコミュニティスクール等を研究しておられる大学院准教授の先生にもオブザーバーとしてご参加いただきました。
会長、校長の挨拶の後、【学びの部会】からの図書室開放の活動報告です。開始から約1か月。委員の方々が地域ボランティアを募ってくださり、今ではほぼ毎日、放課後に開室することができており、子どもたちが自習をしたり、友達と協働学習をしたり、読書をしたり・・・とても素敵な空間となっていること。とてもうれしい報告でした。
【環境・安全・連携部会】からは、資源回収の進捗状況の報告がありました。委員の方々がコミュニティと調整してくださり、活動の道筋を作ってくださいました。本当にありがとうございます。
そして今回はその後、この協議会の前日に決定した新生徒会役員と、現在がんばって活動してくれている現生徒会役員の子どもたちが学校運営協議会に参加しました。
委員の方々の前に並んだ子どもたちは、とても緊張している様子です。
一人ひとり自己紹介を行いました。
その後は今日のメインである【委員の方々の方々、子どもたち、教職員のディスカッション】です。
今日のテーマは「清和台中学校の良いと感じるところ」と「課題と感じるところ」
そしてその結果を踏まえ、「こんな学校にしたい」を各グループで熟議します。
タイムキーパー役の合図に従い、話し合いは進みます。
最初は遠慮がちだった子どもたちも徐々に慣れてきたのか、どのグループからも積極的に意見を出し合う声や、楽しそうな声が聞こえてきました。
模造紙に付箋を貼りながら自分の意見を述べる。そしてそれぞれが出した意見を全体で見て、整理をしていきます。
どのグループも話が盛り上がっています。子どもたちと委員の方々、そして教職員・・・日頃、近くで生活をしているにもかかわらず、あまりじっくり話す機会がなかったかもしれません。それぞれの違った視点での意見はとても新鮮で驚きもあったことと思います。
緊張もとれ、休憩時間に冗談を言い合う子どもと地域の方・・・とても暖かい光景でした。
そして最後は各グループから発表です。
今回整理した「よいと感じるところ」「課題と感じるところ」そして「こんな学校にしたい」・・・
次年度の教育目標、そして活動計画を検討する上での参考とします。
子どもがどう感じているか、地域の方がどう感じているか・・・。このような企画は以前、第2回学校運営協議会でも、現生徒会役員の子どもたちと実施しましたので、今回が2回目です。今回は前日に決定した新生徒会も参加しました。グループの発表の中に、「こんな学校にしたい」を【みんなで創る学校】と表現したグループがありました。その、はじめの第一歩になっているのではないかと感じています。