蔵の中の耐震補強工事 

3月からは蔵の中の耐震補強工事が続けられています。

北蔵や乾蔵の1階は展示室として活用されており、四隅には火打梁(ひうちばり)という斜めに組まれた耐震補強材が取り付けられました。 

 

サイズを測ってぴったりと合うように、何度もかんなをかけて調整され、古色が塗られて取り付けられました。

また、金剛組の方には、木造家屋を建築する際に木材を組み合わせるときの組手である仕口(しくち)や継手(つぎて)について見本を使って説明していただきました。

大正時代に建てられた平安邸が100年以上経っても頑丈に維持されている、古来からの在来工法の仕組みについて教えていただきました。