新年度が始まり、1ヶ月が経ちました。
新しく入所し子どもたちも、少しずつ慣れて、笑顔で遊ぶようになってきました。
生活の流れも分かるようになり、遊んだ後に片付けて入室したり、自分の食事の順番が分かって安心して過ごしたりする様子が見られます。
先日の所庭での遊びの様子です。
3歳児が、固定具とジャンプ台などを組み合わせたサーキットを楽しんでいました。
どんどんジャンプをする子どももいれば、今日はちょっと先生に手を繋いでもらってジャンプをしたいという子どももいて、一人一人が安心してチャレンジが出来るように、担任達が関わっていました。
”ちょっと怖いけど、やってみたいな”
”先生や友達がいるから大丈夫だったよ”
一つ一つのかかわりが、子ども達の安心して挑戦しようとする気持ちにつながればいいなと思います。
寝床から出て来たのか、今年度初めてのカエルと遭遇しました!
子ども達がカエルを囲んで覗き込んで賑やかに話していましたよ。
「ちょっと見たい」
「触りたい」
皆、代わる代わるそっと背中を撫ぜていました。
力加減が難しいかなと思っていたのですが、カエルが嫌がらないような触り方をしていて、すごいなと思いました。
子ども達の手つきから、カエルを大事にしようと思う気持ちが伝ってきました。
カエルを見ながら、
♪かーえーるーのーうーたーが〜♪
と歌う子どもが出てくると、別の子どもも一緒になって歌い、
一人一人が色々なことを感じたり、表わしたりしているなと感じました。
さて、このカエルですが、「飼いたい」という気持ちと、「でも、食べ物をあげないと死んでしまう」「食べ物を用意できるかな?」「でも、やっぱり飼いたい」と、子どもの中で葛藤があったようです。
そんな心の揺れ動きを感じることや、自分の気持に折り合いをつけることも大事ですね。
今年度も、子ども達のいろいろなものやことと出会いを大切にしていきたいと思います。
今年度もよろしくお願いいたします。