6月1日・2日の両日、1泊2日で実施した野外活動を通して、生徒たちは、また、ひとつ成長できました。
出発式では、実行委員や班長、そして生徒全員の意識も低く、集合時間になっても、静粛に整列することの呼びかけ点呼もできず、基本的な集団行動ができない状況でした。野外活動で気分が高揚していたことを差し引いても、2か月間の中学校生活の成果が行動に現れない残念な状況でした。
しかし、2日目の飯盒炊さんを挟んだ集合時には、部屋の片づけや飯盒炊さん道具の片付けができた班から、しゃべることもなく、整列して、すべての班がそろうのを待ってくれました。その間、指示がなくても「1日の振り返り」を記述するなど、自主的な判断で行動できるようになりました。
また、けがをしている生徒や体調を崩している生徒への配慮やこころくばりも、多くの場面で見られました。生徒たちの心の優しさが光っていました。はっきりと、小学生から中学生への成長の跡が見られました。こうした成果を、今度は学校生活の中で実践し続けてくれるよう願っています。
保護者の皆様には、物心両面でご支援を賜りましたことを、心よりお礼申し上げます。