本日、理科の先生の研究会が本校で行われました。兵庫県下各地から15名の理科の先生が本校に来られました。
公開授業は、本校の小石先生が1年2組で行いました。科目は「地学」で、火山灰に含まれる鉱物の観察をしました。火山について学習することを通して、大地の成り立ちや地球について理解することが目的です。
今回の実験は、顕微鏡に取り入れる光の量を変えることで、3種類の鉱物を観察するという内容です。生徒たちは、顕微鏡を扱うこと自体には慣れているようでしたが、3種類の鉱物を見分けるにはなかなか高等な技術が求められます。しかし、今日だけはいつもと違って、自分たちの周りにたくさんの先生がいたので、助けてもらいながら観察する生徒もいました。
火山灰自体はただの黒っぽい粉でしかありませんが、顕微鏡で見ると様々な色、様々な形の粒が混ざっており、顕微鏡で鉱物を見つけた生徒は「すげー」「わぁー」と口々に声をあげていました。
先生たちにとっても、生徒たちにとっても良い学びの機会になりました。