昨日(9月27日)、キセラホールにて、吹奏楽部の定期演奏会が行われました。今年度はコンクール等の演奏会が全て中止となり、3年生の生徒は目標を持てないまま練習を続けていました。そんな生徒たちのために、顧問の先生が例年とは違った形で定期演奏会を企画しました。会場の確保や感染症対策には、克服しなければならない課題もたくさんありましたが、先生たちの熱意で、開催まで漕ぎ着けました。
入場者は、保護者の方と教員に限定していましたが、150名もの方が来場されました。入場者の方々には、検温等感染対策に、気持ちよく協力していただきました。
今回の定期演奏会をもって、25名の3年生部員は部活動を引退することになっていました。また、人前で演奏するのは昨年の11月以来だそうで、本番では不安、期待、緊張など、様々な感情が交錯していたことと思います。
本番では、部員たちが気持ちのこもった演奏を聴かせ、会場から大きな拍手が贈られていました。顧問の先生たちも納得した様子でした。
アンコールに応えたあと、部長の生徒があいさつに立ちました。涙ながらに思いを伝えると、多くの3年生部員も感極まり涙していました。
心温まる演奏会になりました。