1年生は、技術の授業で本棚を作製しています。本棚は技術家庭科が男女共修になる前から、教材として扱われています。最近は女子でも扱いやすいように、木の材質は柔らかいものになっています。また、卓上ボール盤(作業台に据え付けるタイプの電動ドリル)なども昔は使っていませんでした。
先生は、安全に作業ができることを最優先して授業を行っていますが、生徒同士でも注意し合いながら行っているため、危ない場面はほとんどないそうです。
本棚は、6~7時間で仕上げることになっており、いくつかのクラスは既に家庭に持ち帰っています。きっと自分の部屋で末永く使われることと思います。
「ものづくり」は日本の伝統的文化であり、日本は「ものづくり」を通して発展してきた国です。技術の授業を通して「ものづくり」の楽しさを味わうと同時に「ものづくり」への関心が高まることを期待しています。