1年生が家庭科の授業で、リンゴの皮むきをしていました。器用に、そしてきれいに皮をむく生徒。生まれて初めてのリンゴの皮むきという生徒。様々です。13年間、リンゴの皮をむいたことがない生徒に、初めて包丁を持たせる教師のドキドキは半端ではありません。しかし、やらなければ、経験にないまま大人になっていきます。今は、包丁で皮をむかなくても便利な道具もあります。
しかし、刃物の正しい使い方を知ることは、刃物で人を傷つけることを防ぐためにも大切な指導です。やはり、初めてという生徒は指に向かって包丁の刃を立てようとします。
子どもに包丁を持たせるときは、切れ味鋭い包丁を持たせることが重要です。いらぬ力がかからず、けがを防ぐことにもなります。ぜひ、ご家庭で生徒に皮むきをさせてみてください。お子様は皮むきができるでしょうか。何事も経験です。