桜っこだより

5年生 車いす体験

 車いす介助を学ぶ会と桜小コミュニティ協議会福祉委員会からあわせて14人の方をお迎えして,車いす体験を実施しました。初めに,車いす介助の使い方の説明を受けました。

  

 いよいよ,体験です。10グループに分かれて学びました。車いすを開き,押してみることや段差の通貨を練習をしました。

    

  次に実践として,車いすに乗る人や押す人を交代しながら校内を回りました。廊下の途中で車いす同士のすれ違いがありました。車いすは右側通行です。柱すれすれで通りました。講師の方が「車いすに乗っている人が車いすから手を出している,柱にぶつかって怪我をしてしまいます。だから介助の人は車いすに乗っている人が手を出していないかを注意しないといけません。」と教えてくれました。

  

 また,「車いすの周りにいる人はしゃべってついていくのではなく,車いすの周囲に気を配りながらついていきます」,「水道で手を洗うときは,正面からでは手が届かないので,横向きに付けます」などなど常に,車いすに乗っている人のことを考えなければならないことを学びました。

 児童は,「車いすに乗っているのは怖かった。車いすに乗っている人がどんな所で怖いと思うかを知ることができた」,「今後,車いすの介助をする機会があるかもしれない。その時に介助ができそう」など車いすに乗っている人のことを思う気持ちや介助の仕方を学べました。