放課後子ども教室として「プログラミング体験教室」が、NPO法人コアネットさんの指導で行われました。事前に希望をして申し込んだ5年生と6年生が参加をしました。
プログラミング学習は、コンピュータを活用して論理的思考力の育成やIT機器の活用能力をつける等の目的によって行われる学習で、2020年度より小学校の学習の中にも導入されます。未来社会の更なるIT化、AIの更なる活用を見据えての学習で、注目されている分野です。
今回指導していただいたのは、企業で活躍されて現役を退かれた皆さんで、コンピュータープログラミングを実社会の中で活用されてきた豊富な経験を持っておられます。2日間に渡って行われる本教室は、1日目にはプログラムのルールや転送の仕方などプログラミングの基本について楽しく学習していきました。アイコンワークスというソフトでプログラミングを組んで、コロボという自動車型のロボットに指示を出して走行させます。初めはまっすぐ走って向きを変えて自分のところに戻ってくるなどの決められたプログラミングをコロボに転送して走らせて操作の仕方を学習しました。子どもたちは興味津々で、とても楽しそうでした。
最後は「自分で好きなプログラムを組んでみよう」ということで、少しプログラミングを変えたり、自分で新しいプログラミングを組んで走らせたりしました。みんな夢中になってパソコンに向かってプログラムを組んで、楽しそうにコロボを走らせていました。子どもたちのとても生き生きとした表情が見られました。
参加した子どもたちは、プログラミングって難しそうだなという印象がはじめはあったかもしれませんが、自分の指示した通りに動くコロボがとてもおもしろく、3時間という時間でしたが、夢中になって取り組み、あっという間に時間が過ぎていきました。プログラムの仕組みを理解すると、そこから興味がどんどん大きくなり、飛躍的に能力の向上が見られ、驚かされました。明日は更に発展したことが学習できるので、楽しみです。