とれたて郷土館・郷土館情報

 川西市郷土館は、現在旧平安邸が耐震補強改修工事のため休館中で見学等はできません。毎年2~4月初めに開催している「ひな人形展」も今年は開催していません。

旧平賀邸とミューゼレスポアール(美術館)は土曜、日曜、祝日は無料開放しています。9~10月頃には工事が終了して平安邸が新たに開館し、イベントや講座も随時開催していく予定です。

<旧平安邸の耐震補強改修工事>
 大正時代に建てられた国登録有形文化財である旧平安邸。昨年10月から約1年間、耐震補強改修などの工事を行っています。工事の様子は、随時、郷土館日誌で紹介していますのでご覧ください。工事終了(9月頃)まで、旧平安邸の見学とイベントや講座などでの使用ができません。

<郷土館の問い合わせ先の変更
月曜日は休館日
火曜日~木曜日の午前9時~午後5時(祝日除く)
 ▶生涯学習課 電話072-740-1244、ファクス072-757-4844
金曜日~日曜日、祝日の午前10時~午後4時30分
 ▶郷土館 電話・ファクス072-794-3354

<旧平賀邸・ミューゼレスポアールは土曜日曜祝日のみ無料開放>(工事期間中のみ)

 駐車場は平賀邸奥の旧駐車場になり、アトリエ平通で受付を行います。ただし、団体見学やスケッチ・写真撮影など特別利用で平日を希望する場合は、希望日の14日前までに相談してください。

<入口の平賀邸大門と駐車場 受付のアトリエ平通>

<見どころ多い、レトロな雰囲気の郷土館>
 郷土館には大正時代の和風建築の旧平安邸、洋風建築の旧平賀邸(ドラマや映画のロケ地にもなっています)、美術館のミューゼレスポアール、アトリエ平通、銅の製錬所跡・鉱山資料室の施設など、見どころがたくさんあります。写真撮影やスケッチもできます。自然に囲まれ、レトロな雰囲気を感じられる郷土館でゆっくり時間を過ごしてみませんか。

<イギリスの住宅様式を表現した美しい景観の旧平賀邸>

<平賀邸の中は>

 客間や書斎、サンルーム、寝室・・・暖炉やステンドグラス、ウィリアム・モリスの壁紙など見どころがたくさん。トランプの4つのマークを見つける楽しみも。

<城山と美術館ミューゼレスポアール 平安製錬所跡>

<工事が行われている旧平安邸>

〇ミューゼレスポアール 
 2階展示室は川西ゆかりの日本画家、青木大乗画伯と洋画家、平通武男画伯の絵画を常設展示しています。

<青木大乗画伯>

<あらしに生きる>(市役所入り口左側に陶板レプリカあり)

「日本百景」から

<平通武男画伯>

1階展示室では「平通武男小品展~在りし日の旅のスケッチ」を開催

郷土館の企画展や講座などのイベントや日々のようすは郷土館日誌でお知らせしていますのでご覧ください。

お車でお越しの方は、郷土館の隣に駐車場がありますのでご利用ください。

◎郷土館の施設案内

旧平安家住宅(国の有形登録文化財)

旧平賀家住宅(国の有形登録文化財 ひょうごの近代住宅100選)

ミューゼレスポアール(美術館)(青木大乗画伯・平通武男画伯)

平安製錬所跡 鉱山資料展示室

郷土館の概要

 川西市郷土館は、銅の製錬を業としていた旧平安家住宅を利用して、昭和63年11月に開館しました。ついで平成2年11月には、川西市内の小戸地区にあった洋館の旧平賀家住宅を移築復元しました。平成7年11月には、青木・平通両画伯記念館として、ミューゼレスポアールをオープンし、同時に旧平安家住宅において、一色八郎氏のコレクションである箸の展示室を鉱山資料展示室とともに公開しています。平成22年2月には、平通画伯のアトリエを再現したアトリエ平通をオープンし、絵画教室等を行っています。
 郷土館では、通常の施設公開のほかに、各種講座、コンサート、イベント等を開催しています。
 旧平安家住宅と旧平賀家住宅は、国登録有形文化財(建造物)に登録されており、旧平安家住宅は兵庫県景観形成重要建造物に指定され、旧平賀家住宅はひょうご近代住宅100選に選ばれています。