子どもたちが思い思いに25分休みを過ごしている中、10時30分、けたたましいサイレン音が校内に響きました。理科室からの出火を想定し、各々がいる場所から出火個所を避け、運動場へ避難しました。
今回は、「事前予告なし」「休み時間」「近くに先生がいない場合もある」など、これまで実施していなかった要素を採り入れ、訓練しました。サイレン後、放送による避難指示から、全校生の運動場への避難、人数確認まで滞りなく進めることができました。
これまで各地で、非常時に子どもたちが的確かつ速やかに対応できたのは、訓練の積み重ねの成果であったということが明らかになっています。
訓練を通して、「自分は、どうすべきなのか。『自分の命は自分で守る』ためには、何が必要か。高学年にもなれば中低学年の友だちとともに・・・」を考えることができる子どもに育ってほしいと願っています。
今後も、あらゆる場面を想定して、地震や火災、その他に対する訓練については、計画的に実施していきたいと考えます。