献立:牛乳、白飯、みそ汁、卯の花の炒り煮、だいこんの和え物
卯の花は、大豆から豆腐をつくる途中にできるものです。呉(大豆を煮てすりつぶしたもの)を揉んで豆乳を搾ったあとにできたものが「おから(卯の花)」です。包丁を使うことなく料理できるので、「きらず」とも呼ばれます。卯の花は、今日のように炒り煮にして食べるほかに、ハンバーグのつなぎやクッキーのたねとして混ぜ込んだり、いろいろな料理に使ったりすることもできます。
豆腐をつくる途中にできるものですが、豆腐に負けない栄養素を含む卯の花を食べることは、大豆の栄養を無駄なくいただくための昔の人々の知恵からうまれたことですね。