献立:牛乳、かやくごはん、すまし汁、切干大根の煮物
かやくごはんは、「かてめし」とも呼ばれます。「かて」とは、漢字で「糧」と書きます。かてめしというのは、わずかなお米に蓄えていた食べ物を加え、量を増やして食べる工夫から生まれたご飯だそうです。かやくごはんは、食べ物が不足した時の非常食であったそうです。また、切干大根のような乾物は、食べ物を永く保存して大切に無駄なく食べる工夫から生まれた食べ物です。食べ物がなくて、困っていた時代に生きた昔の人々の知恵がつまった食べ物をこれからも食べ続けて、未来へ繋げていきたいですね。