今日、4月29日は「昭和の日」となって10年となります。
昭和天皇崩御までは『天皇誕生日』として国民の祝日でしたが、新天皇の即位により現天皇の誕生日の
12月23日が天皇誕生日となりました。
昭和天皇は生物学の研究に取り組まれ、とくに植物の造詣のレベルは専門家に高く評価されていました。
それで、この日を新たに「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ日」として
平成元年(1989年)に『みどりの日』となりました。
そして、昭和の時代は、戦争の惨禍を受け、焦土と化した国土を見事に復興し、あらゆる分野で急速な
進歩を果たしたことから、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす日」
という趣旨で、「みどりの日」を『昭和の日』に、5月4日の「国民の休日」を『みどりの日』に改め、
平成19年(2007年)より施行されたのです。