子どもたちが登校してきました。すると幼稚園前水路に一人の子どもが入っていました。聞いてみると「昨日子声で魚を捕まえたから今日も来てみた」ということでした。覗いてみると少しくぼみがあり、小さな魚であれば隠れられそうなところでした。しかし、今日はいません。しかたなく二人で水路に沿って歩いていると、水路のふたの下に発見しました。ふたの下で羽化して外に出られなくなったようです。そこで、救出作戦開始です。子どもの小さな手はふたの網目の間に入っていけます。何度か挑戦していくと、とうとう保護することができました。
『オオシオカラトンボ』のメスのようです。朝からいい学びをしています。教室の外で自ら学ぶたくましい姿です。喜んで教室の虫かごに入れるといって帰っていきました。しばらくトンボは教室の人気者になることでしょう。