朝の8時45分、4階からグランドを見ると誰もいません。この時間、教室は朝タイムに取り組んでいるところです。だから誰もいません。そして空は雲一つなく、とても青く澄んでいます。この空を『快晴』と言います。天気予報でときどき聞く気象用語です。空全体に対して雲が1割以下の時に使います。穏やかな『快晴』です。
しかし、時間が過ぎるとちょっと変化してきます。10時50分ごろの姿です。グランドでは3年生が体育をしているところです。空には薄い雲が少し出てきました。『快晴』ではなく、『晴れ』の状況です。
午後2時過ぎ、グランドでは、やっぱり3年生が体育をしていました。
と空を見上げるとおもしろいものを見つけてしまいました。天気はやはり『晴れ』ですが・・・。
八重桜の後ろに太陽が見えます。その周りを丸い線が見えるのです。ほぼ円といっていいぐらいです。改めて太陽だけを見てみました。
手前に雲があり、その後ろで太陽の周りに雲のようなものが丸く円を描いているのです。思い出しました。小学校の担任の先生が勝福寺古墳への遠足の時に言っていたことを。子曰く「これを『暈』(かさ)といいます。これが見えるときは、そのあと天気が悪くなるから気をつけなさい。」これから天気がどうなるか見ものです。先生はうそをつかなかったような気がします。