PTA「子育てを考える会」主催のSC(スクールカウンセラー)による研修会が開かれました。「思春期の心の揺らぎと向き合う」と題してお話をいただきました。
中学生の保護者の方はすでに13年~15年間、我が子を育ててこられました。この先もそれは続きます。成人を迎え、社会人となり、世帯をもって人の子の親となり、そうしていくつになっても、子は親にとって子であり、子にとって親は親であり続けるのです。「親は死んだ後でも 子育てする」と聞きました。私は昨年、母親を亡くしましたが、今でもふとした時に「母なら、こうするかもしれない、こう言ってくれるかもしれない」とその言葉が実感として浮かびます。「子育ては 自分育て」人は子を産めば親になるのではなく、子どもを育てる中で親になっていくのです。
「這えば立て 立てば歩めの親心 わが身に積もる 老いを忘れて」