ホームページ上段の写真は「どんぐり」です。穀物や果物などの収穫が多くなる秋、その言葉が「実りの秋」です。先週末より、中学生の取り組みが発表されるいくつかの場がありました。13日(金)には、丹波市立氷上中学校で兵庫県中学校技術・家庭科研究大会が開かれ、生徒作品展の中で本校家庭科での授業製作品が発表されていました。14日(土)には、尼崎市アルカイックホールにて阪神中学校総合文化祭（音楽部門）の発表があり、阪神各市町からの代表による和太鼓、合唱、吹奏楽、作曲コンクールの発表がありました。同日17:00からは、本校吹奏楽部による第34回定期演奏会が、川西市みつなかホールにて満席の中行われました。また、市内では14日(土)15日(日)の2日間、部活動の新人大会が市内各地で行われ、上位チームは次の阪神新人大会へと駒を進めました。
　各種発表会やスポーツ大会などは、日頃、取り組んできたことの成果を問うものです。結果がすべてなのか、いやいや、結果よりもそこに至る過程が大切なのか、当事者の年齢や社会的立場などによって評価は分かれます。しかし、前述の自然界の植物たちは、ほとんどのものが1年という短いサイクルを確実に繰り返しながら、この秋に結実させ、自らを一歩成長させていきます。人が1年という時間軸で自らの成長を自覚できることは本当に難しいものです。この秋にしっかり実をつける植物たちのすごさに見習うべきものはあるなと思いました。

　「自分を完成させる　自分は自分をつくる主人公」