特別支援学級の生徒たち全員で青空の下、今日は「はたけ づくり」に取り組んでいます。まずは雑草抜きからスタートです。軍手をはめてむしり取っていきます。草の匂い、土の匂いがしてきます。中には「土の匂い、いやや」という子もいます。土の中から甲虫の幼虫が出てきました。「きもちわるー」「何の幼虫?」と初めて見たようです。小さい頃には、誰でも土と触れていたのですが、中学生にもなれば日常生活の中で、その機会はほとんどありません。ミニトマト、キュウリの苗を植えて育てていきます。
大地をいつから人は、自分たちの所有物としてきたのでしょうか。「土地」と呼び売買できる対象のものとしてきました。川を、山を、海を、空までも所有できるものにしています。風のにおい、草のにおい、土のにおい、水のきらめき、鳥の鳴き声、雲の流れ、星の瞬き・・・・私たちを生かし続けてくれている自然、気づき、感謝しないではいられません。
「父は空 母は大地」インディアンからの伝言