今日は、全学年の学級写真撮影日です。天候に恵まれ、とても爽やかな青空の下、桜も例年なら散る時期ですが、(昨年はほぼ散っていました。)今年は満開です。淡いピンクと青空が共に引き立てあっています。撮り終わった後に笑顔が自然にこぼれるのは、この春のやさしい日差しのお蔭かもしれません。
ところで私たちは、自分以外の人と写った写真を見る時、まず真っ先に探し、見ようとするのは誰でしょう。そう自分がどう写っているかが最大の関心事です。家族、夫婦、兄弟姉妹、恋人、友達、・・誰と一緒であっても、まず自分を探します。悲しいかな、私たち人間の「自分が一番大切、かわいい・・」という我執そのものが自然に表れた瞬間です。しかし、中には自分のことは二番目にして、人の為に生きている人もいます。お母さんがそうなのかもしれません。「この子の為なら、自分のいのちを投げ捨ててでも・・」そんな思いを持たれているお母さんは多いと思います。写真の中に自分以外の大切な人を見つけられるようになるといいですね。
「自分よりも大切な人が見つかった時 人は本当の意味で幸せを感じる」